Higemushokuカナダ留学日記

ヒゲ無職からカナダ移住。

カナダ永住権取得計画進行中

語学留学は結局どこがいいのか?3ヶ国留学体験者談

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語学留学という大義名分

語学留学という正義の名の下に今日も数多(あまた)の留学生が日本から飛び立っていることでしょう。どうもみなさんこんにちは、トロントのhigemushokuです。語学留学っていまいち何のためにあるのか未だにわかりませんが、実際ぼくは、フィリピン(マニラ)、アメリカ(ロサンゼルス)、カナダ(トロント)で3度の語学留学を経験しています。そしていまはトロントで永住権取得に向けて働いています。若い世代の男女諸君は、過去の僕がそうだったように「海外に行ってみたい、、、マックのことをマク/ダナルズって言ってみたい。ビッグマックがどれぐらいビッグか見てみたい」というふわっとした理由でワーホリビザとかを使って語学留学を考えていることでしょう。で、今回はよく聞かれる質問「語学留学ってどこが1番いいの?」というふわっとした質問にお答えしてみたいと思います。過去の自分を5発ぐらいビンタした挙句に教えてあげたい内容です。

僕のオススメはこの国だ!!

ダントツでカナダ。の、中でもトロント。なぜならネイティヴの現地の友達が作りやすいから。多文化が共存しまくってて、むちゃくちゃおもしろい街です。みなさん移民に優しいので、アメリカみたいに「英語ができねぇやつはシカトだぜ、ハーン!」みたいな雰囲気が全くありません。トロントの人は、「親が移民」とか「自分も8歳の時にトロントに越してきた」とかって人が多いので、英語ができない人にも寛容なのです。ただ、留学先の決定って、取得できるビザの種類、目的、予算、期間によって選択肢が限られたりしますね。なので、留学先を以下のとおり大きく4分類した上で、「英語学習環境、ビザ、1ヶ月の予算目安、楽しさ」ぐらいの観点から良し悪しをふわっと書いていこうと思います。もちろん、長く滞在すると価格は少し割安になったりしますので、「まぁヒゲで無職だった男が言ってることだから信用でけへんわ。」ぐらいの上から目線で読んでいただけると嬉しいです。さて、では参りましょう。

  1. アメリカ
  2. イギリス
  3. カナダ・オーストラリア・ニュージーランド
  4. フィリピン、その他ネイティブではない国

1.アメリカについて

みなさん大好きアメリカ。カモンベイベーアメリカ。いろんな人がユナイテッドしますね。僕が居たのがロサンゼルスなのでロスの話を。まじお金かかります。車社会なので、留学生は公共交通機関を利用することになりますが、そない便利ではありません。もはや「私は、かの名高いロス・エンジェルスでの留学経験があります。you know?」って言いたい人以外にはあんまオススメしません。僕も、「俺、ロス住んだことあんで。」って言いたいという理由で決めましたが、英語の観点で考えるとあまり成長できたとは言えません。学校に日本人も多いですし、気づいた時にゃあ、留学生同士で日本語話しながらランチにラーメン食ってるってことが多々あります。英語を伸ばしたい人はよっぽどストイックにやる必要があります。

  1. 英語学習環境

    学校に日本人多すぎ。初心者向けのクラスだと、15人ぐらいの規模の教室に確実に3〜4人ぐらいは日本人いるイメージ。色んな目的で来てる人がいるから、勉強に集中しづらかったりする。「なんかぁ、私もうすぐ結婚するんだけどぉ、その前に留学経験してみたくてぇ、未来の旦那さんに無理言って来ちゃった。」的な人はギャグで語学学校きてますからね。英語勉強するというよりは経験値のためにきてます。

  2. ビザ

    学生ビザが余裕で取れる。でも働けないので、学校以外で何かしようとすると、事あるごとにお金がかかってしまう。

  3. 1ヶ月予算目安

    ざっと50万ぐらいかかるんじゃないでしょうか。飛行機代(10万)、学費(15万)、ホームステイ(10万)、お小遣い(15万)ってとこでしょう。

  4. 楽しさ

    そらもうダントツ楽しいですよ。エンターテイメントは充実してますからね。ユニバ、ディズニー、シルクドソレイユとかNBA(バスケ)もありますね。あとラスベガスに小旅行とか行っちゃうでしょうどうせ。僕みたいに笑。で、どうせ150ドルぐらいブラックジャックで負けるんですよ、ぐすん。僕みたいにこんなん全部やってると50万じゃすまないですね、アメリカは。あとそういえばサンフランシスコも小旅行行きました。こういうの全部我慢して、お小遣い削ればもっと安く滞在できますけど、この誘惑に負けてしまうのが人という生き物。そんな自分が嫌いじゃない。

2.イギリスについて

みなさん大好きイギリス。僕は実際の留学経験はありませんが、カナダに住んでるとイギリスのワーホリから流れてきた人にたまに合います。で、その人達を見て思うこと。「英語、びっくりするぐらいできてへんやん!!」これ、なんでか考えてたんですけど、話聞いてる感じだと、イギリスはワーホリビザで入国しても、日本人の英語レベルだとアルバイトなかなかみつからないらしいんです。移民にあんま優しくない国っぽいです、日本みたいですね。まあ働けるビザ持ってることと、実際に雇ってもらえることは全然別ですからね、仕方ないことです。実際の英語力って、バイト見つけて、働いて、友達ができて、遊びに行くようになって、、ってゆう流れが一番王道だと思うんですけど、イギリスだとその軌道に乗せにくいみたいです。だもんで、もしイギリス留学したい方は、どっか他の国で英語磨いてから行くことをオススメします。バイト見つからないのはとてつもなく不利です。お金の面だけではなく!ついでにカナダ人の友達にも聞いてみたんですけど、やっぱイギリスで仕事とるのは難しいみたいです。すごいお金持ちの人以外にはあんまりオススメできないですね。まあ短期留学の人には関係ないですけどね!!

  1. 英語学習環境

    ブリティッシュアクセントが勉強できる。ワーホリのビザも抽選で数が限られているので、日本人はあんまいないらしいです。すいません、実際に行ったことがないので、聞いた話です。。

  2. ビザ

    とりにくい。学生ビザでも結構ややこしいし、入国審査は厳しいと言われています。先にも書きましたが、ワーホリビザでさえ数が少ないので、抽選システム。

  3. 1ヶ月予算目安

    たぶんアメリカとあんま変わんないと思います。50万あればってとこでしょう。ただ、家賃やたら高いらしいです。1ヶ月だとそんなにダメージないですけど、1年だとかなり差がでますね。

  4. 楽しさ

    賛否あります。好きな人はとんでもなく好きですし、ダメな人は本当に嫌そうに話します。「いっつも雨だし、ご飯あんまだし」ってゆう、よく聞くあれですね。僕調べだと、ブラジル人、カナダ人、日本人、の友達が全員これ言ってました。

3.カナダ・オーストラリア・ニュージーランドについて

この3つはだいたい似ているので、同じ分類にしました。僕の奥さんがオーストラリアに短期留学経験があるんですけど、やっぱカナダと条件の面で似ているようです。物価が若干アメリカ、イギリスよりも安くて経済的。一番の強みはワーホリビザを使うとバイトができるところ。学校に通うのもいい勉強になりますが、バイトをすると生きた英語を学べます。たぶん最初は結構苦労しますが。でも、バイトを見つけるのは比較的簡単だと思います、「スタバじゃないとヤダー!」とか言わない限り。やってるうちにだんだんバイト先で友達もできて、カフェ行ったりできるようになることでしょう、たぶん。あと、これはトロントに限った話かもしれませんが、文化多様性のおかげで、日本文化や言語に興味を持っているカナダ人や移民がたくさんいます。で、そういった方と交流して友達になって、お互いに言語を教え合って、、、ってゆうのができます。これは完全にトロントの強みだと思います。今日もさっき、ハロートークでメッセージくれたポルトガル出身、トロント育ちの女性とカフェでお茶してきました!楽しそうでしょ?ちなみに、「はて?ハロートーク?」っていう方はカナダのトロントで留学中の僕が厳選した無料英語学習アプリ&サイトって記事でこのアプリについて紹介してますので、こっそり読んでみてください。

  1. 英語学習環境

    日本から近い地域には日本人多いですが、遠いとこ(トロントとか)は比較的少なめです。電車乗っててもあんま日本人見かけませんし(語学学校があるダウンタウンのど中心以外)、英語に集中できると思います。僕的にはトロントは英語学習には最強の場所。

  2. ビザ

    簡単にワーホリビザが取得できる。ビジターでも語学学校に通うことはできるはず。

  3. 1ヶ月予算目安

    感覚的に、ざっと30〜40万ぐらいかかるんじゃないでしょうか。でも、もし長期滞在にもちこむ場合は、ホームステイ(10万/月ぐらい)から脱出してシェアハウスで住む(5万円/月〜ってとこ)と家賃が安くすむ。あと、最低時給が14ドル(2019年には15ドルに上ります。)なので、皿洗いとかやっても時給14ドル稼げます。フルタイムで皿洗いすれば普通に生活費をカバーできるレベルです。

  4. 楽しさ

    ロスと比べるとあんまエンターテイメント性はないですけど、なにしろ人がおもしろい。いろんな人種や文化に触れられるので、そういうのを楽しめる人には最高。

4.フィリピン、その他ネイティブではない国

フィリピン、フィジー、マルタとかが有名ですね。で、僕はフィリピンのマニラにいたので、マニラのことを。あまり治安がいいとは言えません。その辺でホームレスが寝てます、子連れだったりします。基本的に特に危害を加えられたりはないですけど、やっぱ雰囲気があんまり、、交通渋滞もすごいですし、排気ガスは半端じゃないです。ただ、楽しい。南国感をめちゃくちゃ味わえます。ワーホリビザとか無いと思うので、僕がやったように、学生ビザを取ることになると思います。なので、バイトとかできないと思います。それでも物価が安いので、先進国と比べると完全に安く仕上がります。あと、フィリピン人は人懐っこいので、積極的に外にでて人に会うように努めれば、友達結構できると思います。

  1. 英語学習環境

    語学学校に韓国人多すぎ。フィリピンに存在する語学学校のほとんどが韓国人経営だと言われてます。あと1番の懸念点は、学校の休み時間とかになると、先生同士がタガログ語で会話したりする。生活のベースの言語はタガログの方がメインっぽいので、英語にどっぷり、って感じではないですね。

  2. ビザ

    学生ビザが普通にとれる。

  3. 1ヶ月予算目安

    全部込みで20万切るぐらいでいけると思います。飛行機も、関空から出てるセブパシフィックってゆう格安航空使えば安いの見つかります。

  4. 楽しさ

    僕はフィリピン大好きです。南国の気候が大丈夫な人にとっては、すごくいい国だと思います。ただ、最近だとオンライン英会話があるので、フィリピンに実際行く意味(英語の面で)があるのかどうかってところですね。経験のために行くのであれば良いと思います、結構ショッキングな面も見れると思いますし。オンライン英会話のオススメについてはカナダ在住の僕がオススメするオンライン英会話ってのを読んでいただけると参考になると思います。

まとめ

偉そうにいろいろと書いていますが、実際に行ってみないと分からないことも多いので、higemushokuが言ってることだと思って参考程度にしてください。僕はフィリピン(23歳の時)→ロス(24歳の時)→トロント(29歳の時)の順で滞在したので、順番や年齢が変わっていたら意見も変わっているかもしれません。