Higemushokuカナダ留学日記

ヒゲ無職からカナダ移住。

カナダ永住権取得計画進行中

カナダ移民(永住権取得)は運もかなり影響するよ、という話

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ぜんぜん計画どおりに進みませんでした

さて、トロントで4年半ほど勤めたイタリアンを来月やめるべく、新しく入ったスタッフのトレーニング&カナダで初めて地上暮らしをするための引越し作業で激多忙を極めているヒゲ無職です。トロントに住んでる方、引越ししたら遊びに来てください。twitterのDM待ってます。さて、今回はカナダ移民に関する運の話。どんな風に運が影響してくるのかを僕の経験をもとにザックリぽっくり解説して参りたいと思います。大きく3つぐらいに分かれるかと思います。その3つがこれ。

  1. 政府の移民政策の影響
  2. 政府担当者の影響
  3. 移民コンサルタントさんの影響

僕は人のせいにすることが大嫌いで、基本的には僕に起きることは全て僕の選択であり僕に責任があると思っている傲慢なタイプなのですが、移民プロセスを完了した今振り返ってみると、僕みたいなちっぽけな人間のチカラではどうにもならない要素が潜んでいたなぁと思うので、これからカナダ移民を目指す人の参考になればと筆をとった次第であります。もしこの記事が参考になったなぁと思ったらブログ記事へのイイね、シェア、ツイッターのフォロー・拡散、死ぬほど人気のない僕のYouTubeチャンネルの登録などしていただけると、これからもおとなの海外移民、海外カレッジ進学(2021年9月からトロントのハンバーカレッジで会計を専攻します)、海外就職なんかについて発信していく糧になります〜。では3つ、参ります。

1,政府の移民政策の影響

2019年、みなさんご存知のコービットおじさんが猛威を振るい始めました。カナダでもロックダウンが続き、大量のカナダ人が失業に追い込まれました。当初は「カナダ人の雇用が確保できてないのに移民の採用はストップするんじゃないの?」みたいに思ってました。ところがどっこい、その逆でカナダ政府は移民受け入れの拡大を発表しました。その影響で移民に必要なポイントは急激にさがり、一時は「申請資格さえ満たせば誰でも招待状がくるレベル」の移民大絶賛セールとなりました。ちなみにココ(immigration.ca)で過去の得点を見れます。詳しい説明は省きますが「Lowest CRS Score」というのを見てみてください。コービットおじさん前(2019年あたり)は450〜470ぐらいで安定していました。が、2021年をみてください。移民たくさんとりましょう大絶賛セールのおかげでちょこちょこビックリするぐらい低い点数をたたきだしてます。その時は大体「Number of Invitations」の数が急激に上がっています。大量に招待状を発行するのでその分わかりやすく最低ラインが急激に下がってますね。

コービットおじさんは極端な例ですが、政府の意向ひとつで移民の難易度は上下するのでこれに関してはタイミングが合えば420点ぐらいで楽勝で通ったひともいれば、僕のようにタイミングが死ぬほど悪い(+弁護士さんの影響)のダブルパンチを食らった場合、CRSのスコアが500点ぐらいあるにも関わらず最初の申請から承認がでるまで2年ぐらいかかるという大惨事に見舞われるひともいます。あと、気まぐれにCRSスコアに上乗せの加点で新しい条件が加わったりするっぽいです(僕が初めて確認したとき(5年ぐらい前かな)は「親族の中にカナダ国籍保持者、または永住権保持者がいること」による加点なんて見なかったと思うんですけど、3〜4年前に確認した時にその様な特別な加点が加わってました。)。まじでここは運。

2,政府担当者の影響

永住権の担当部署に限らず、カナダ政府機関は結構イイ加減です(ヒゲ無職調べ)。そんなところが僕は大好きです。ただ、担当者によって知識量、対応が本当にびっくりするぐらい違うので、心構えておいた方がいいと思います。僕に起こった事を詳しく説明すると46兆文字ぐらい必要なので、端的に46文字ぐらいで説明します。

実際に僕に起きた担当者による違い

それは遡ること46兆年前、僕の永住権2回目の申請時。申請完了の2−3ヶ月後に、「書類不足」として却下の通知がきました。が、しかしこの時の僕の申請は書類不足ではありませんでした。後から発覚した事ですが、担当者の勘違いで「そもそも必要ではない書類」が提出されてなかったという理由で却下されていたのです。まじかよ。てゆーか書類が足りてないことを指摘するまでに2−3ヶ月もかけるなよ笑。しかもその指摘は間違いやし。もう嘘見たいな事まじで起きます。でもすき。この時は夫婦で爆笑しました。

それとは対照的に、僕の3回目の申請時。正直これは僕が悪かったパターンで、謎に書類不足で却下されたり弁護士さんが全然返事くれなかったりで死ぬほど時間を無駄にした僕は「永住権申請時に必要な健康診断書の有効期限が1年」だということを知りながら、ぎりっぎり1年を過ぎた過去の健康診断書を出しました。バレない事を祈りつつ。そして申請完了から1ヶ月後ぐらいに「健康診断の有効期限キレてますよ。」と通知がきて、今回も却下かとキレそうになってたら、ところがどっこいその担当者の人は「今すぐ健康診断を受け直して、最新の診断書をすぐに出してください」と、再提出の猶予をくれました。もし1回目と同じ担当者だったら余裕で有無を言わさず却下案件だと思います(そもそも期限が切れた書類を出してるのは完全に僕のせいなので、審査側は僕に再提出の猶予をくれる必要はなかったはず)。

てな感じで、自分のミスをこっちに押し付けてくる人もいれば、僕のミスを正すチャンスをくれる人もいます。いままでビザの変更や免許証の発行、保険証の発行なんかでいろんな人に担当してもらいましたが、ほんとに個人差が半端じゃないです。なので、こちらがちゃんとルールを把握しておいて、相手が間違っている時は能動的に情熱的に且つセクシーに指摘しないと自分が損する可能性がガンガンあります。日本で市役所とか行ってそんな心配したことなかったですけどね。。。

3,移民コンサルタントさんの影響

僕にとってはココが一番大きく影響したところでした。間違った情報をくれたり、担当者が6回ぐらい変わったり、電話してもメールしても全然連絡がつかなくて3週間後とかにケロっと弁護士さんから夜中に電話がかかってきたり、僕が知らない間に勝手に新しい政府アカウントを作られて僕がログインできくなったり、申請後は政府からのアップデート・追加書類提出などの情報を受け取って僕に連絡してくれるはずが弁護士さんが音信不通になったり、もうむちゃくちゃでした笑。ここの弁護士事務所ですが、数年前までは問題なかったんです。なんか突然、風のうわさで従業員に給料が払われてないらしい、とか聞くようになったり直接事務所に行っても、営業時間中で中の電気はついてるのにドアに鍵がかかってたり、そのドアに「ずっと事務所が閉まっていて誰とも連絡がつきません。自分のビザのステータスのことで本当に困っています。お願いだから 647-$@%-!*#$に電話してください」というメモが残ってたり(実話)、ヤバ目の状況でした。僕の友達で他の移民コンサルさんを利用した人は、「基本的に返信は24時間以内でくるし、必要書類も必要になる前に集めるよう指示してくれたり、めちゃくちゃスムーズだった」と言ってて、一瞬で永住権取れてました。という感じで、僕が実際に他のコンサルさんを利用してないので比べようがありませんが、人から聞いた話でも移民コンサルさんの対応スピードや質もかなり違う感じです。以前の記事にも書きましたが、これからカナダ移民を目指す若人だちに僕と同じ失敗をして欲しくないので、YouTubeでの移民コンサルさんへのインタビューを考えています。もし「その企画めっちゃイイじゃねえかてやんでぃ!」と思った方や、この記事が参考になった方はブログ記事へのイイね、シェア、ツイッターのフォロー・拡散、死ぬほど人気のない僕のYouTubeチャンネルの登録などしていただけると他のカナダ移民を目指す方の目にも止まって、僕もあなたもそしてあなたのお友達も全ての人類が幸せになれると思うのでポチッとお願いします。あと、こういう情報が欲しいよ〜というコメントなんかも絶賛お待ちしてます。

まとめ

という感じで、僕みたいなヒゲ野郎ではどうにもならない巨大な権力とカネが切磋琢磨、質実剛健するカナダ移民ですが、個人でコントロールできる部分の学歴・職歴・英語力あたりに集中してあとはお天道様に任せるのがベストかと思います。運も関係する、ということだけ頭の片隅に入れておけば気が楽になると思うので今日お伝えしたかったのはそれだけです。たぶん僕は日頃の行いが悪いからお天道様からの天罰でものすごく時間がかかったんだと思います笑。ではグッドラック、アディオース!!