Higemushokuカナダ留学日記

ヒゲ無職からカナダ移住。

カナダ永住権取得計画進行中

カナダ生活の返金事情〜あなたのお金諦めないで〜

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こんにちは!引き続きほぼ無職のヒゲ無職です。今回は下の引用にもあるようにTwitterでほんのりみなさんからドン引きされた僕の間抜けなミスによるリファンドについてです。 そうです、僕はいろんなミスを犯してきたので、これまでの返金の総額が3,000ドルぐらいあるという謎の経験をしています。で、今回はちょっと自分への戒め+同じミスをみんなさんが犯さないように何がどうなってお金を取られて、どんな風に返してもらったのかを記しておきたいと思います。本当に3,000ドルほどあったのか含めて検証して参ります。

 

返金履歴

(ヒゲ無職本人調べ)

  1. 【$2,400】TFSA(tax free savings account)入金しすぎ
  2. 【$10】銀行の口座維持月額ミスチャージ
  3. 【$300】Codecademyというオンラインプログラミング学習サービスの解約ミス
  4. 【$600】妻の給料(vacation pay)消滅

妻の分もあわせると$3,000超えてますね。。我ながら管理が甘いな。。。ではひとつひとつ何が起きたのか解説します。みなさんも気をつけてください。

1.TFSA(tax free savings account)入金しすぎ

TFSAとは日本で言うNISAのようなもので、非課税で投資・銀行預金等を運営できる口座です(2009年カナダが導入)。さて、この口座、無制限に入金できる訳ではなく上限があります。18才以上の人は毎年政府が決定した金額分の枠を与えられ、その年に入金しなかった場合は蓄積されるシステムになっています。で、僕はカナダ永住権をまだ保持していませんので、カナダの財務省的なページで外国人用の説明を探したんですが見つからず「まぁカナダ人と同等の扱いって事だろう」と思い込み、僕の年齢(当時30才ぐらいかな?なので2009年からの蓄積分すべて)の人に与えられた蓄積分の上限だと想定して入金しました。そしたら後々ピンチパンチな事実が発覚。「外国人の場合、その人がカナダに来た年から蓄積がスタート」とのこと。なーーーーにーーー!!!!僕がカナダに来たのは2016年。なので僕のTFSAの上限は、僕が18才になった年からではなく、2016年からの蓄積分。気付いた瞬間に入金しすぎた分を引き出したんですが、時すでに遅し。TFSAの上限超過には重い罰金が課されており(超過金額の1%×超過していた月数分)、「なんだ1%か。大したことないね!」と思うかもしれませんが、これ毎月かかるので実質年利12%です。ヤクザ屋さんの利子やないか笑!という訳でカナダにいるみなさん、TFSAの over contribution には気をつけてください。カナダに来た年からカウントがスタートします(18才以上の人が対象)。

返金申請に関しては「僕のミスやから無理だろうな。」と思いつつ、結構な金額だったのでダメ元で2回申請しました。1回目はガン無視され、2回目は一瞬で対応してくれて、すぐに返金がありました。というのも、返金申請の理由として「悪意は無かった。僕の妻の分のTFSAの枠を確認してくれ。1ドルたりと入金してません。もしルールを知っていれば、そっちに入金していました。お願いです。返していただけないでしょうか。」と半泣きで書いたのが大きかったんだと思います。そう、僕の分は大幅に超過していましたが、妻の分は手付かずだったのです。あと2回目は運良く優しい担当者に当たったんだと思います。カナダは担当者によって判断、対応がマジで180度違う事も多々あるのです。何れにしても僕のミスなので、TFSAに関してはそもそも超過しないよう気をつけてください。

ちなみに罰金に関しては、自分で気付いた瞬間にCRA(Canada Revenue Agency)に罰金の納付可能です。その場合は自分で罰金額を計算するという不思議なカオス状況になります笑。もしくは、じっと待っているとCRAから通知が来ます。その場合は、CRAが罰金額を計算してくれますが、それと引き換えに「通知が来た時にはすでに納付の遅延金がチャージ(6ヶ月毎だったと思います)されている」という事態が起きかねません。もうめちゃくちゃ。なので、TFSA運用に関しては事前にしっかりとした情報収集をオススメします〜。

銀行の口座維持月額ミスチャージ

これは単純に学生用口座(月額無料)のやつから通常口座に切り替えたときに、最低$3,000を口座に維持していれば月額を免除しますよ、というやつのミスチャージで、電話してお願いしたら一瞬で返ってきました。

Codecademyというオンラインプログラミング学習サービスの解約ミス

これは去年かな。契約して勉強に使ってたんですけど今年に入ってからは経済の勉強ばかりで、ログインすらしていませんでした。で、先月ぐらいにクレジットカードの支払いをチェックしてたら見慣れぬ$300程度のチャージがあったので、即メールで返金申請をしました。どうやらグーグルで検索すると、この会社はサブスクリプションモデルを採用しており、他にも同じようにそれに気づかずに勝手に自動更新されて困っている人がたくさんいるようでした。他の人たちが返金申請をしたところ「契約事項にサブスクであることと、自動更新であることは記載している」の一点張りで泣き寝入りするしかなかったと書いていましたが、それでも僕は諦めず「僕のログイン記録を調べてくれ。去年から一切ログインしてないし、更新する意思は全く無かった。自動更新が契約に明記されているとは言うが、更新の数日前にメール通知するべきではないの?そして僕はいまほぼ無職で、レストランで働いているがコロナの影響で収入も激減してる。頼む。返金してくれ。もう一度言います。お願いします。返してください。貴社のサービスを利用する予定は一切ありません。」と半泣きでメールすると、「本当に特例ですよ」と、すぐに対応してくれた。契約をしっかり確認しなかった僕に非があるのは理解しているけど、さすがにメール通知がないのはおかしいと思って食い下がったのです。

妻の給料(vacation pay)消滅

州によって異なるかもしれませんが、オンタリオ州では給与の4%分を vacation pay(ちょっと違いますが、僕は退職金みたいなもんだと理解してます)として毎月もしくは退職時にもらうことができます。で、妻がある日突然「あれ、vacation payが消えてる」というので確認してみたら本当に600ドルほど消えていました。これに関してはミスなのか意図的なものなのかわかりませんが、こちらが気付いて問い合わせなければ確実に消えたままでした。カナダで働いている人の話を聞いているとこういうの結構あります。自分が働いた時間や権利に関しては自分で主張しないと本当に損をする場合があります。これに関しては一生懸命働いた分なので、遠慮する必要はありません。絶対に泣き寝入りしないようにしましょう。

最後に僕からメッセージ

妻の分は返金とは言い難いですが、それも含むと本当に$3,000を超える金額になっていました。何もアクションしなければ消えていたお金です。英語面が不安で問い合わせたりするのが気が引ける、という人もいるかもしれませんが、あきまへん!僕も今でも電話は緊張します。でもこれも英語の勉強、人生経験だと思ってアクション起こしましょう。では、最後まで読んでいただきありがとうございます!!おうちで Stay safe してください!!!ほな!!