Higemushokuカナダ留学日記

ヒゲ無職からカナダ移住。

カナダ永住権取得計画進行中

カナダのトロントに来て4年経った今の僕の英語力の話

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*いきなりですが、もしよかったら過去編もあるので成長度合いを見る意味で先に読んでみてくださーいー!文章がコピペっぽいのは優しい心でそっと見て見ぬフリしてください。

さて、ここから今回の本題。「What's up」が言いたいという不純な動機でトロントに来てから早4年が経ちました。最近では調子に乗って「Sup」って相手に聞こえないぐらい小さい声で言ってます。いまだに英語に自信はありません。一生勉強していく所存であります。今でも調べた単語は単語帳に毎日メモメモして寝る前に復習してます。この記事の最後にここ最近調べた単語を5つほど気まぐれに紹介します。では海外在住4年、ヒゲほぼ無職の僕の英語力について書いていきます。

スピーキング

ものすごくシンプルで簡単な単語と文法しか使えませんが、ようやく「言いたいことが言えなくてモゾモゾする」ことは無くなってきました。発音に関しても、相手に聞き取ってもらえなくて悲しい思いして半べそで帰路につくことはかなり減ってきたかなぁと思います。でも複雑な文法は会話ではパッとは使えません。

追記

YouTubeに永住権の結果報告をする動画を公開したので、僕のスピーキングがどんな感じかみてみてください。ちなみにこのぐらいの感じでは、カナダ移民に使用する英語テストCELPIP(IELTSでも可)で高得点がもらえるだけのスコアは出ませんでした。

ちなみに僕の英語テストのスコアは以下の記事で公開しています(参考までにIELTS換算のスコアも併記してます。)。少し前に受けたので今受けると少しは伸びていると思いますが、それでも移民審査のポイントで高得点がもらえる程のスコアには届かないと思います。

リーディング

最近は本屋に行けなくなったこともあり、もっぱらKindleで本を買います。個人的に経済・資産運用に関心が高まったので「貨幣の歴史」とか「ゴールドの歴史」とか「ビットコインの成り立ち」とかそんなんばっかり読んでますが、特に支障なく読めてます。めちゃくちゃ面白いので特にオススメ3冊を勝手に紹介します。

The Bitcoin Standard
オススメ度★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
難易度★★★★☆
この一冊だけは全世界の人に読んでほしいです。本のタイトルとは裏腹に、前半部分はビットコインの話はほとんどしません。通貨の歴史を延々と紹介した挙句、ようやく後半に差し掛かるあたりでふわっとビットコインの話が始まります。僕も正直ビットコインの背景にあるブロックチェーンやテクノロジーについては完全には理解できませんでした。ただ、僕がビットコインを「資産」だと確信したのはこの本を読んでからです。通貨とまではいかなくとも、すでに資産であることに間違いないと思ってます。しかも「庶民のための資産」です。

The Price of Tomorrow: Why Deflation is the Key to an Abundant Future
オススメ度★★★★★
難易度★★★☆☆
各国政府が緩やかなインフレを推奨する中、著者(テック系の起業家)はテクノロジー発展の観点から「デフレの必要性」を主張します。タイトルとカバーがオシャレ。読まずとも家に飾るとかっこいいかも。

Why gold? Why now?
オススメ度★★★★★
難易度★★☆☆☆
各国政府がコロナ対策で自国通貨を発行しまくって通貨の価値を落としまくったので、著者のタッカーおじさんがここぞとばかりに資産の価値保存の大切さを説いています。1933年にアメリカ政府が国民に対して金の保有を禁止した背景などを紹介しつつ、なぜ今、なぜゴールドの保有をオススメするのかを説明します。比較的平易な言葉を使って語りかける形式で書かれていて読みやすいです。

リスニング

YouTubeで金融・投資系のチャンネルを死ぬほどみています。自動生成の字幕をつければ(結構知らない単語が出てくるので今でも必須)ほぼ正確に理解できてると思います。アメリカ・カナダの投資に興味ある方向けにオススメのチャンネルを貼っておきます。僕は毎日家に籠ってこんなんばっかり見てます。

Kitco NEWS

Stansberry Research

Real Vision Finance

ppcian

Mark Moss

Financial Education

上3つが経済系のニュースチャンネルで、下3つが投資系ユーチューバーです。投資スタイルが三者三様ですが、僕はマークモスおじさんが一番すきです。

まとめ

4年たった今は「ちょっとだけ自信がついてきた段階」にあると思っています。4年前の自分が今の自分を見たら「こ、こいつ・・・なかなかできる。」って思ったと思います。でも実際は言うほどできてません。去年と変わらずそれっぽいだけです。まだ自信持って「僕は英語使えます」とは言い難いです。ということで、最後に僕の単語帳から、最新の役立たずワードを5つほど書いて終わります。

sparsely(adv)...in a thinly dispersed manner; in small numbers

vassal(n)...a holder of land by feudal tenure on conditions of homage and allegiance.

ameliorate(v)...make (something bad or unsatisfactory) better

adornment (n)...a thing which adorns or decorates; an ornament

delineate(v)...describe or portray (something) precisely:

英英ってとこが鼻についたでしょう?最後まで読んでいただいてありがとうございます。今日も安全で幸せに過ごしてください!

カナダ首相会見(5/3)から学んだこと(会見意訳少し有)

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こんにちは!引き続きマジ無職のヒゲ無職です。今回は僕の大好きカナダ首相(トルードおじさん)5月3日の会見から僕が学んだことを書きたいと思います。「国を率いる人間に必要な、優しさと厳しさを合わせた意志の強さ」のようなものを垣間見ました。会見内容を少しだけ意訳したので、ぜひ読んでみてください。

まずは新しい政策発表

今日もコロナ対策の追加政策の発表があったので、一応載せておきます。カナダ政府がどんな事に税金を使っているか知る機会になればいいなぁと思います。

5/3 発表カナダ新政策

  1. 【追加予算24億ドル】オンラインのメンタルヘルスケアサービス開発
  2. 【追加予算17.5億ドル】コロナ関係研究のため、バイオテック会社に研究費配分
  3. 【協議会発足】コロナ対策に必要な物品(マスク、手袋、除菌液等)の安定した確保のため 
  4. 【子育て支援】子ども1人につき$300支給

ここでは特に僕が幸せな気分になった4つめの子育て支援についてだけ少し書きます。

【子育て支援】子ども1人につき$300支給

この支給は一回きりで使途の制約はなし。ですが、おそらく政府の意図としては、学校がオンラインに移行している流れがある中で「家庭によってPCやタブレットが無いから子供を授業に参加させられない」との声に対する対策だと思います。そして、会見中ここでトルードおじさんの表情が少し柔らかくなり、口調が少し優しくなって、子どもたちへメッセージを残しました。感動したので少し意訳を載せます。

毎日辛い日々が続いてますね。友達が恋しいですね。学校の活動をオンラインでするのは簡単ではないですよね。でもこれが一生続くわけではありません。だから、この状況が良くなったら友達としたい楽しいことを計画して過ごしてね。宿題も頑張るんだよ。家事のお手伝いも家族と一緒にしてくれてありがとう。覚えておいてください、私たち全員で一緒にこの戦いを乗り越えていきましょう。

翻訳していて少し涙でてきました笑。眼差しが優しいんですよね。眼差しが貫くんです、僕の胸をまっすぐ。こんな風に一国の首相が会見中に子ども向けにメッセージを発信する。そうすると子どもも政治に関心が湧くようになるのかなぁと感じました。ちなみに余談ですが、トルードおじさんTwitterアカウント持ってて、紹介文で「カナダ首相」より「父親、夫」が先にきてるんです。もちろん政治的なパフォーマンスの意図はあるんでしょうが、会見中の子どもへの眼差しは父親としてのトルードおじさんが出てきてるんでしょう。ちなみにこんな感じです。「Father, husband, 23rd Prime Minister of Canada.」

さて、前置きが長くなりましたが僕が今日お伝えしたかった内容はここからです。いつもどおり前置き長いですね、すいません。本題に入ります。

州ごとの経済活動開始について

カナダのいくつかの州が経済活動再開を決定しています。

これについて記者から「経済活動再開を発表した州の住民から第二波を恐れる声が届いている。連邦政府は州政府に介入して、経済活動再開は時期尚早だとして再度すべてをシャットダウンすることは出来ないのか?」と厳しい口調で質問が。それについてトルードおじさんは、先ほど子ども達に話しかけていた優しい口調とは一変して、毅然とした態度でこう答えました、以下意訳。

我々連邦政府の責任は、州政府と協力して州政府が必要な物資を提供しサポートすることだ。州政府は、与えられた情報や物資、状況を考慮して各州にとって適切なステップを踏んでいく必要がある。各州によって状況は異なり、異なった舵きりが必要だ。もし州政府が経済活動を再開し、第二波が襲ってきたとしても、それは州政府の責任であり州政府が対処しなければならない。ただし、そうなった場合に必要な物資やサポートは連邦政府が州政府と協力して提供していく。先ほど言った通り、州政府の決断をサポートすることが連邦政府の仕事だ。

ここで大切なのは責任の切り分けの話。記者はトルードおじさんに「州政府へ介入して、経済活動再開を阻止」することを期待しているようだった。でもトルードおじさんは断固として「州政府の責任だ」と何度も説明した。その上で「各州がどんな状況に置かれたとしても、連邦政府は全力でサポートをすること」を強調した。

これは素晴らしい答弁だったと思う。このブログ記事冒頭でも紹介した通り、連邦政府は日々変わっていく状況に合わせて国全体に対して素早く政策を打ち出している。その上で、状況が全く異なる州毎の対応などできるはずがない。仕事の切り分けをはっきりさせなければ、全てトルードおじさんの責任となり、救えるものも救えなくなると思う。国を率いる人間に必要な、優しさと厳しさを合わせた意志の強さのようなものを垣間みたなぁというお話でした。会見動画を見つけたので貼っておきます。


PM Trudeau on Canada Child Benefit and funding for research & online health services – May 3, 2020

最後に僕からメッセージ

最後までお読みいただきありがとうございます!以前も書きましたが、やはり州毎に経済活動再開になりましたね。留学先の変更も視野に入れて情報収集するのも手かと思います。これからも主に留学生・ワーホリの方のために情報発信していこうと思っています。あと僕自身の話で恐縮ですが、現在僕はカナダのトロントに住んでおり、コロナの影響でレイオフ(一時解雇)され、カナダの雇用保険を頂いて生活しています。この期間中も何らかの形でカナダに貢献できればいいなぁと思いますが、自宅待機が僕にできる精一杯な事のようです。なので、せめてこのロックダウン期間中の僕の時間は自分のためではなく誰か困っている方のためにも使いたいと思って活動しています。ですので、この記事を読んで少しでも参考になったなぁという方はツイッターやフェイスブックで拡散していただけると今後の活動の励みになります。あと、YouTube「ヒゲ無職チャンネル」でも留学生やワーホリの方に参考になる情報を発信しています。何かご要望や質問がありましたら、コメントをいただけると嬉しいです!ありがとうございました!!おうちで Stay safe してください!!!今は将来のために勉強・情報収集をして力を蓄えるチャンスでーーーーーす!!

コロナ感染拡大で海外留学エージェントについて思うこと

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こんにちは!ついにマジ無職に舞い戻ったヒゲ無職です。今回は留学エージェントについて。以前から僕は留学エージェントの在り方について疑問を投げまくっているタイプの人間なのですが、今回のコロナ感染拡大で思ったことを3つの観点で書きます。少しでも留学生・ワーホリの方のために状況が改善されればいいなぁと思います。あと自分の身は自分で守るしかないので、このコロナ感染拡大中の行動は、ご自身でしっかり情報収集をした上で慎重に。留学は逃げません。どうかご自身の安全を最優先して行動してください。

ちょっとここで大切なことを。留学はビジネスです。エージェントはあなたの英語力が低かろうが、目的が何だろうが、あなたを現地に送り込むことで収益を上げています。それが仕事だからです。なので、まずはエージェントどうこうの前に、留学に関して以下の点について自分の中で明確にしておきましょう。

  • 目標・目的
  • 予算
  • 期間
  • 留学後に就きたい仕事
  • 自分的目標達成可能性

どうですか?すべてスパッと回答できましたか?回答できたら進めます。ここから、以下の3つの観点でエージェントについて思うことを書きます。

  1. コロナ関連の情報発信
  2. エージェントの収益構造&コロナ対応
  3. エージェントが今やるべき(できる)こと

1.コロナ関連の情報発信

留学エージェントはこういった緊急事態時は特に、現地の情報を正確に早くお届けする必要があります。僕はツイッターとYouTubeもやっているのですが、エージェントがカバーしきれていないと思う部分があったので、両方を駆使して個人で情報発信をしてきました。例えば、コロナでレイオフ(一時解雇)になった方でカナダの雇用保険(EI)申請に関する情報がツイッターで錯綜している感じがあったので、僕が政府ページを確認しながら翻訳してYouTubeで解説&申請の一部を説明しました。あと、カナダ首相がほぼ毎日新しい政策や今後の見通しについて会見を行っているのですが、とても素晴らしい内容なのでもっと多くの方に知ってほしいと思い会見の一部を翻訳してこのブログに載せました。これについてはツイッターでも拡散していただき多くの方にコメントや応援のメッセージをいただきました。

ここで僕が言いたいのは「僕が素晴らしい活動をしているから、皆さん僕をもっと応援してね!」ということではなく、「このへんの情報発信は、各国の留学エージェントがもっと積極的にやるべきだ。」ということです。 EI関連の情報や首相会見の翻訳などの発信は、カナダでは僕が最速だったのではないかと思います。これを踏まえて2つめの観点に移ります。

2.エージェントの収益構造&コロナ対応

エージェントの収益構造

留学エージェントの現在の収益構造は、基本的には留学生を語学学校やカレッジに送り込んだ実績に応じたコミッション(手数料)で成り立っているところがほとんどかと思います。僕はこれが一番の問題だと思っています。その理由は、1の「コロナ関連の情報発信」にも通じてきます。なぜなら、エージェントも営利でやっているので「直接収益に繋がらないことはやりたがらない。」からです。エージェントは僕が1で行ったような留学生のケアをしたところで、お金になりません(個人的には長期的・間接的には収益につながると思っていますが、そう考えている会社は多くないようです)。もっと言うと、仮に留学生思いの優しいスタッフさんがそういった活動をしたいと思っていても、なかなか会社(仕事)として勤務時間を使ってやるのは難しいんだと思います。なので留学エージェントはこれを機に、現在の収益化システムとサービスの見直しを急いだ方がいいのかなぁと感じています。「留学生・ワーホリの方が必要としていることや困っていることを解決することで収益が発生するシステム」に変えていく必要があるかと。誰でもインターネットにアクセスして情報収集が可能で、かつ日本にいてもオンラインで英会話の勉強ができるようになった今の時代に、学校斡旋のみのサービスでは少し弱いと感じています。「現地に行かないと絶対に得られない価値の提供&個々が思い描く理想の留学経験をトータルでデザイン」できるといいかもしれないですね。

コロナ対応

あとコロナ対応について、先ほどざっとカナダの留学エージェント数社のHPを確認しました。HPトップに「新型コロナの影響に伴う、弊社オフィスのサービス提供状況について」「新型コロナに関するカナダ政府のアナウンスメントに関して」といった欄を設置し、赤文字で大きく掲載しているエージェントは残念ながら1社のみでした。こういった緊急事態時は自社の広告やサービス説明より「コロナ対応やその情報提供」の方を真っ先に見えるようにした方が留学生やワーホリの方には安心なのかなと思います。エージェントも生き残りをかけているので仕方ない部分はありますが、自社を利用してくれる方の安全面を考慮するとまずそのへんの情報提供に力を入れた方が良いかと思います。もし僕が留学エージェントを経営していたら、真っ先にこのあたりの情報をHPの一番見えやすい部分で発信して行くと思います。

3.エージェントが今やるべき(できる)こと

これは前々から僕が言っていることなんですが、例えば「留学経験者とこれから留学に行く人のマッチング」とかは今の状況でもオンラインであればできることかなぁと思います。これについては、僕がすでにYouTubeで活動を開始しています。さすがに個人間で直接的にコミュニケーションを取れる場の提供は難しいですが、各分野(大学休学ワーホリ、カレッジ留学等)の方を僕がライブでインタビューして、ライブ中に質問を受け付けて回答しています。あとは各地の状況(経済活動再開の見通し、街の雰囲気報告、各地の政策等)を定期的にまとめて発信なんかもできると思います。現地の生の声が聞ける機会は少ないと思うので。ただ、これも2の「エージェントの収益構造&コロナ対応」にも関係してきますが、直接的に収益に繋がりにくい事です。なのでこれに関して、トロントの状況についてであれば僕が発信できるので、どこかのエージェントさんに交渉して一緒にライブ放送&チャットで質問受付を定期的にやってくれるところを探してみます(僕はエージェントではないのでお答えできる範囲がかなり狭くて役立たずです笑)。あと、コロナの影響で家の賃貸トラブルの声が上がってきていたので、トロント限定にはなりますがYouTubeで賃貸に関する条例などをまとめて発信しています。こういった活動は、今はあまり必要とされていない可能性もありますが今後少しずつ状況が良くなって来た時に役立つものかと思います。

最後に僕からメッセージ

最後までお読みいただきありがとうございます!少しでも留学生・ワーホリの方のために活動できればなぁと思っています。最後に僕自身の話で恐縮ですが、現在僕はカナダのトロントに住んでおり、コロナの影響でレイオフ(一時解雇)され、カナダの雇用保険を頂いて生活しています。この期間中も何らかの形でカナダに貢献できればいいなぁと思いますが、自宅待機が僕にできる精一杯な事のようです。なので、せめてこのロックダウン期間中の僕の時間は自分のためではなく誰か困っている方のために全力で使いたいと思って活動しています。ですので、この記事を読んで少しでも参考になったなぁという方はツイッターやフェイスブックで拡散していただけると今後の活動の励みになります。何かご要望や質問がありましたら、コメント欄にお願いします!ありがとうございました!!おうちで Stay safe してください!!!今は将来のために勉強・情報収集をして力を蓄えるチャンスでーーーーーす!!